皆さんこんにちは!ほくちゃん家です。
2021年5月に、海外のゲーム制作会社Space Cowboysさんの謎解きキット、T.I.M.E ストーリーズ 「療養所にて」に挑戦してみました(もちろん日本語版です(^^;))!
こちらは「T.I.M.E ストーリーズ」というシリーズもののひとつで、現在8作品出ているそうです。
海外でも大人気のゲームみたいで、ほくちゃん家もずっと気になっていたんですよね^^。
” ボードゲームのようなロールプレイングゲームのような謎解きゲームのようなゲーム “という前情報どおり、ほんとにそんな感じのゲームでした。
それと、「療養所にて」はシリーズの中でもかなり難しいという口コミも聞いてはいたのですが、ほんとに難しかったー!!
でも作りがしっかりしていてボリュームもあるので、遊び終わるとすごくやり切った感が得られました。
本記事ではこちらの、「T.I.M.E ストーリーズ 『療養所にて』」についての感想を書いていきますので、この新感覚ゲームが気になる方は是非参考にしてみてください!
注)ネタバレというほどのことは書いていませんが、いつものほくちゃん家よりも少し情報多めです。まっさらな気持ちでゲームに挑みたい人は、この記事は見ないでおいた方が良いかもしれないです。
Space Cowboys
T.I.M.E ストーリーズ 「療養所にて」の所感
・「がっつり謎解き」というのとは少し違う
・謎解き部分は難しい(一歩間違ったら理不尽系)
・シリーズものなので、他のストーリーも追加購入で楽しめる
T.I.M.E ストーリーズ 「療養所にて」の概要
☆T.I.M.E ストーリーズ 「療養所にて」とは
T.I.M.E ストーリーズは、2015年にSpace Cowboysより販売開始されたゲームシリーズです。
海外でもゲーム形式の斬新さと面白さで、かなり人気になったゲームみたいです。
このシリーズは、基本キットとなるセットを購入した上で、それと別売りの各シナリオのセットを組み合わせて遊ぶ仕様になっています。
ほくちゃん家が今回遊んだ「療養所にて」というシナリオは、基本セットにデフォで付いてくるシナリオとなっています。
(最初に付いてくるシナリオにも関わらず、シリーズ中でかなり高難易度という口コミです(^^;)。)
ざっくり、「T.I.M.E ストーリーズ」がどんなゲームなのかというと・・・
各プレイヤーは時間エージェントとしていろんな時代の’器’と呼ばれる人物になりきって、 時代が書き換えられるのを防ぐために 、その時代に介入し行動します。
具体的な遊び方としては、主に引いたカードの指示に従って戦いをしたり場所を探索したりアイテムを手に入れたりしつつ、謎を解くヒントを集めていく、という形式になっています。
こう書くと、ただただカードの指示に従って流れるようにゲームが進んでいくと思われるかもしれませんが、戦いは戦略的に行わないと割と簡単にゲームオーバーになるし、1つ行動するごとに時間ユニットというポイントのようなものを使うので、自分の行動一つ選ぶのに結構神経を使います。
☆T.I.M.E ストーリーズ 「療養所にて」のストーリー
プレイヤーは1921年のフランスの療養所に転送され、そこで起こり得る時間断層の発生を防ぐため、ミッションをこなします。
☆タイプ
謎解きキット?
(ほくちゃん家的、おうちで遊べる謎解きジャンル分け一覧はこちら)
何とも新感覚なゲームだったので、なんというジャンルに入れるのが適切なのか分からなかったのですが、無理やりほくちゃん家的ジャンル分けに当てはめるなら「謎解きキット」でしょうか。
好きな時に、一緒にいる人と楽しめるゲームです。
「謎解き」キットと言い切れるほど謎解き中心でもないのですが、謎の難易度は間違いなく高いと思います。
☆参加可能人数
2~4人
戦略的に戦ったり協力プレイを楽しみたいなら4人
情報を集約させて謎解きを円滑に進めたいなら2人
でプレイするのが良いかな、と思います。
☆参加推奨年齢
12歳~
ルールが複雑なので、小さいお子さんだと理解するのが難しいと思います。
いったん理解してしまえば普通に楽しめると思いますが^^。
☆料金
6,600円
「療養所にて」以外の各追加シナリオは4,000円くらいです。
☆購入方法
通販サイトから購入
・Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピング等の通販サイトから購入
ゲーム専門店等の店舗から購入
ゲーム専門店やボードゲームショップなどに販売されていることもあるみたいです。
ほくちゃん家は、毎度おなじみ新宿のイエローサブマリンで見つけて購入しました。
☆準備する物
①ゲームキット
②(筆記用具)
互いに自分のカードの情報を口にするのはOKですが、見せ合うことは禁止なので、みんなのカード情報をメモしておくと良いかもしれないです。
最近の謎解きキッドにありがちな、インターネット通信できる端末などは必要ありません。
☆ゲームの進め方
基本的にめくったカードに書かれた指示や選択肢に沿って物語を進めていきます。
スタートだけ最初に見るべきカードは指示されるのですが、その後は自分たちの行きたい場所ややりたいことによって、見ることができるカードが変わってきます。
効率よくクリアにたどり着けるよう、プレイヤー同士で、どんな行動を取るべきかよく議論してゲーム進行していきましょう!!
☆所要時間
ゲームクリアまでの制限時間はありません。
ほくちゃん家は、1週間くらいでクリアできました(ラストの謎が分からな過ぎて本気で一週間悩み続けました)。
結果&評価
☆結果
ゲームクリア!!
☆評価
難易度 ★★★★☆(星4.5くらい)
難しかった!謎解き部分はもちろん、他の意味でも、もうとにかく難しかった!
なにせ一週間悩み続けましたから。
後一歩で理不尽の域に達する難しさ。
ほくちゃん家的満足度 ★★★☆☆
初めての形式のゲームだったり謎が難しかったりで、もたついてしまうところがあったり、もどかしく感じてしまうところはありましたが、世界観に没入できて終わってみれば素直に「おもしろかった!」と思えるゲームでした。
おすすめ度 ★★★☆☆
ボードゲームやカードゲームが好きな人なら「面白い」と思うんじゃないかな~と予想しています。
ただ、謎解きだけを期待してプレイした人は「思ったほどゴリゴリの謎解きじゃない」という印象を持ってしまうかも・・・。
T.I.M.E ストーリーズ 「療養所にて」の感想
役になり切って世界観に没入できるのが面白い
絵が綺麗なのと、話の設定とか構成が緻密にできているので、本当にその世界にいるような気分で楽しめるゲームになっています。
ゲームの形式とか進め方も斬新で、それがまたこの世界観にすごく合っている感じでした^^。
また、プレイヤーの特性で得意なことがそれぞれ違うのですが、戦いの場面なんかで「ここはまず戦闘力の高い自分が行きます!」とかいろいろしゃべりながら戦略を立てて、その連係プレイが上手く行った時はすごくスカッとします。
チーム一丸となれるので、一緒にプレイすることで仲良くなれるゲームだと思います。
いろんな意味ですごく難しい!
ほくちゃん家は3つの意味で、このゲームすごく難しく感じました・・・。
①ルールを理解するのがまず難しい
初めてやる形式のゲームで、かつルールが結構複雑だったこともあり、ゲームを進める中で逐一「あれ、こういうことした場合ってポイント一個減るんだっけ?」みたいなやり取りが挟まって中断される感じでした。
今作はそんなこんなやっているうちにクリアしてしまいましたが、ルールに慣れることはできたので同シリーズの別作品をやる時はもうちょっとスムースに楽しめるかな、と思っています。
②1回でクリアするのが難しい
何か行動する度にポイントが減っていって、ポイントがゼロになるとゲームオーバーというタイプのゲームなので、効率良く無駄なく回らないとゲームクリアにたどり着けません。
たぶん1周目でクリアするのは余程運が良くないと無理なんじゃないかな~。
まあ、そういうものと思えば特に問題はないのですが。
③ダミーが多く謎解きが難しい
海外の謎解きにありがちだと思うんですけど、意味ありげなダミーモチーフとかアイテムが多かったように思います。
で、ダミーモチーフ・アイテムだけならまだしも、ダミーヒントも多かったです。
例えばの話ですけど、「りんごの絵」が出てきたものの、結局どこにもそれを使わずに終わった、というパターンはまああるじゃないですか。
このゲームの場合、「りんごの絵」がただのダミーなのにも関わらず、「全てはりんごから始まるよ」みたいな思わせぶりなことを言う登場人物まで出てくるんですよ(怒)!
で、こちとら、もちろんりんごに重要な意味があるのかと思ってりんごを絡めて謎解きしようとする訳ですけど、意味なんて何も無いわけですよ。これはムズかった・・・。
すごろく的ボードゲームでもあり謎解きでもある、けど・・・
このゲームは、エンディングに向けてサイコロを振りつつストーリーを進めていく、というすごろくぽさもあり、一方で、ストーリーを進める中でヒントを集めていって謎を解く、という謎解きぽさも持ったゲームだと思います。
ただ、ほくちゃん家は「すごろくぽさ」と「謎解きぽさ」を同時には楽しめなかったかな~、と思ってしまいました。
すごろくって、「あ~、せっかくここまで来たのに10戻る出ちゃったよ~」みたいなちょっとした面倒くささを楽しめないといけないと思うんですけど、謎解き大好きなほくちゃん家は早く謎解き部分にたどり着きたくて、そういうすごろく的要素がとにかくもどかしく感じられたんですよね(あと、本当のすごろくみたく参加者同士で競うタイプならお互いズルしないよう牽制し合えるのだけど、変に全員協力型だから、だんだん「10戻らなくていいよね」みたいに勝手にはしょりだしてしまった・・・ほんとはいけないんだけど)。
なので、このゲームを遊ぶ時はいっそ、「どう楽しみたいのか」を事前に決めておいてから挑むのが良いと思います。
ほくちゃん家としては、すごろく的ボードゲームとしてみんなでわいわい協力プレイを楽しみたいなら大人数で、謎解き要素に集中して遊びたいなら少人数で遊ぶのがおススメかな、と思います。
まとめ:クリアできれば達成感があっておもしろい!
不慣れな形式だったこともあって、今作を全力で楽しめたかというと正直そうじゃない部分もあったのですが、いろいろ難しかっただけあって、クリアした時は冒険ものの本を一冊読み終えたような達成感が得られました!
ほくちゃん家的には最後のちょっとしたおまけ要素のようなところが一番びっくりしたし面白かったかな^^。
現在このシリーズは8種類出ているらしいので、絶対他のゲームも遊んでみたいと思っています。
(ゲーム形式にはなれたから、次回はもっと全力で楽しめるはず!!)
他作品の中では「マーシー事件」という作品が評判良いものの一つらしいので、とりあえず次回は「マーシー事件」にチャレンジしたいです。
プレイしたらまた感想書きますね!
ではでは、最後まで読んでくださってありがとうございます!
ほくちゃん家でした~^^。
おまけのほくちゃん家
ところでみなさん、ハッピーターンって美味しいですよね。
亀田製菓株式会社
ほくちゃん家も大好きで良く食べるんですが、最近ハッピーパウダー中毒になりすぎて毎日食べないと気が済まなくなってきています。
キケンですね。
ちなみに、ハッピーパウダーが250%になった、ハッピーターン250%パウダアアア!!をご存知ですか?
亀田製菓株式会社
ほくちゃん家はコレを見て「ハッピーパウダーだけを舐めて生きたいと思っている、ほくちゃん家のためのような商品✨」と感動したものでしたが、実際に食べてみたら・・・
しょっぱ~(*_*;
という感想以外でてこなかったです(^^;)。
やっぱりハッピーパウダーだけでは生きていけなかったみたいです。
ほくちゃん家は通常Ver.の中の、粉が多めに付いているやつを探してほじり出して食べるくらいがちょうどいいです。
皆さんは、ハッピーパウダー何%が一番おいしいですか??
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