皆さんこんにちは!ほくちゃん家です。
2021年5月に、東京ミステリーサーカスにて「最果てのミステリーサーカスからの脱出」に挑戦してきました!
とっても面白かったです!!
おススメなので、ミステリーサーカスに来れそうな人はぜひ参加してみてほしい、ということを最初に言っておきます^^。
謎解き自体がとっても面白かったのはもちろんですが、コロナ禍に、いろんな思いを抱えて作られた作品であることがひしひしと伝わってくる内容になっています!
この記事では、「最果てのミステリーサーカスからの脱出」に関して、以下のようなことを書いています。
・この公演のほくちゃん家的感想
・脱出成功するために、ほくちゃん家が大事だと思うこと
詳しく感想を書いていきますので、興味のある方は是非参考にしてみてくださいね^^。
出典:スクラップ
「最果てのミステリーサーカスからの脱出」の所感
・ストーリーが感動的!
・謎も、難易度は高くないものの面白い
「最果てのミステリーサーカスからの脱出」の概要
「最果てのミステリーサーカスからの脱出」とは
「最果てのミステリーサーカスからの脱出」は、 2021/5/13(木)〜2021/6/27(日) の期間で 東京ミステリーサーカス にて開催されている、SCRAPのリアル脱出ゲームです。
本来は2021/4/28(水)から開催スタートの予定だったみたいですが、新型コロナウイルスの感染対策として、東京都より発表された緊急事態措置の「1,000平米超の施設への休業要請」 を受け、 4月25日(日)~5月11日(火) の間ミステリーサーカスが臨時休業するのに伴い、公演の開催開始も延期されました。
本作は、大人気公演だったあの「君は明日と消えていった」や「沈みゆく豪華客船からの脱出」の制作陣による作品なのだそうです。
コンテンツディレクターのきださおりさんによりますと、コロナ禍でいろんなお店が無くなっていってしまう中で、” これからも、ミステリーサーカスが沢山のワクワクを生み出し、末長くみなさんに楽しんでもらえる場所であってほしいという願いを込めて、あなたが運命を変えて、変わり果てたこの場所を救う物語を作りました “(SCRAP) とのことで、まさに2021年今現在の状況下での、制作陣の思いが伝わってくるような内容になっています。
これらの前情報だけで、「きっとアツい展開になるんだろうな」ということが予想できて、どうしたって期待が高まりますよね^^。
設定・展開としては、なぜかタイムスリップさせられてしまった先の荒廃した未来を、未来で出会った「ソラ」という人物と共に謎を解きながらどうにかこうにか救う、といったものになっています。
「最果てのミステリーサーカスからの脱出」のストーリー
東京ミステリーサーカスでリアル脱出ゲームを遊んでいるあなた。すると突如謎の衝撃に襲われる。停電し、混乱する会場。そこへ、防護服を着た人達が入ってくる。
出典:スクラップ
「旧新宿区、東京ミステリーサーカス跡地に人影発見! ただちに確保します!」
「いや、こんなに大勢の人間がいるなんて、何かがおかしい!」
彼等と話すと、衝撃的な事実が判明する。どうやらあなたは、部屋ごと未来にタイムスリップしてしまったようだ。そして、あなたが目にした未来の東京、新宿は、生物も植物も存在しない、荒れ果てた地となっていた。
「東京がこんな風になってしまったのは、2021年にここで起こった大爆発が原因です。私たちは、その謎を解き明かすために、この土地に調査に来ています。もし、この爆発を止められれば、未来は変えることができるかもしれない。」
あなたは、東京ミステリーサーカスで起こった爆発の謎を解き明かし、この場所を救い、元いた時代に帰ることができるだろうか。
これは、あなたの勇気が、未来を変える物語。
☆開催会場
東京ミステリーサーカス:2021/5/13(木)〜2021/6/27(日)
※2021年5月現在の開催予定です。
☆タイプ
ホール型
4人1チームで机を囲み、主にその机でキットをいじったり、端末を使って情報を入力したりしつつ謎解きを進めていくタイプです。
ホールの中にたくさん机が並べられて、たくさんの他のチームと同時に謎解きを進めていきますが、基本的には他のチームと対戦したり競い合ったりはしません。
☆参加可能人数
1~4人( 1チーム最大4人 )。
☆料金
前売券 | 平日 | 土日祝・ハイシーズン |
---|---|---|
一般チケット | 3,200円 | 3,500円 |
学生チケット | 2,900円 | 3,200円 |
学生グループチケット | 11,200円 | 12,400円 |
グループチケット | 12,400円 | 13,600円 |
当日券 | 平日 | 土日祝・ハイシーズン |
---|---|---|
一般チケット | 3,700円 | 4,000円 |
学生チケット | 3,400円 | 3,700円 |
※「学生チケット」は、当日に証明となるものを提示する必要があるみたいです。
グループチケットを購入すると、1~4人の好きな人数で仲間内だけでチームを固めて参加できます。
仲間内で固めて参加することにこだわりが無ければ(初対面の人と一緒に参加するのでもかまわなければ)、通常の前売券もしくは当日券を購入して参加しましょう。
☆予約から公演参加までの流れ
参加人数を決める(1~4人)
↓
スクラップチケットにて人数分のチケットまたはグループチケットを購入する。
こちらから日時を選ぶと、購入手続きに進めます。
↓
当日、開演の10分前までに入場する
☆ゲームの進め方
予約日時に会場に行くと、スタッフの方が席まで案内してくださるので、席について事前資料を読み込んでおきます(謎解き公演では、この資料に書いてあることが謎解きにも重要だったりするので、この公演に限らず資料はよく読んでおきましょう!)。
公演が始まるとMCの方が、これからなどんなことをするのか説明してくれます。
あとはちょっとしたストーリー的なもので世界観に引き込まれつつ、ガイドに従って謎を解き進めていきましょう!
全ての謎解き公演においてそうですが、進め方とか何をしたらいいのかとかについては、ちゃんと最初に説明があります。
初めてでも、予備知識とかしきたりが分かっていないと楽しめないといったことは全くないし、一人でも大丈夫です!
☆制限時間
60分
最初と最後の解説含め、所要時間110分程度
結果&評価
☆結果
脱出成功!!
☆評価
難易度 ★★★☆☆
全体にそこまで難しい謎は無かったかな、と思います。
ほくちゃん家の場合、最後の方に少しだけ「ここから先、何したらいいんだろ?」と悩むポイントがありました。
ほくちゃん家的満足度 ★★★★★
面白かった!ストーリーと謎のバランス良し!
おすすめ度 ★★★★★
これを嫌いという人は、ほぼいないんじゃないかと思います。
みんなに勧めたい^^。
「最果てのミステリーサーカスからの脱出」の感想
物語への没入感が高くておもしろい!!
期待どおり、ストーリーも謎も良くできていて面白かったです!!
なんでこんなに物語に入り込んで楽しめたのかほくちゃん家なりに考察してみたところ、「①ストーリー展開に沿った謎が多かった」「②特定の誰かのため、という強い目的意識を持ってプレイできる」という2点の理由が考えられたんですよね。
ちょっと説明しますね!
①ストーリー展開に沿った謎が多かった
ちゃんとストーリーに沿って、「これを手に入れるためにはどうすればいいんだろう?」というふうに課題に対する解決策を考えさせる小謎が多く、それまでの流れを無視したあまりに唐突な作業系小謎(簡単なんだけど地味に時間がかかって、ストーリーとは関係ない迷路とかパズル)が少なかったです。
ほくちゃん家はよく、作業系小謎を解いているうちに本来の目的を忘れてしまって、その一瞬、物語の中から現実に引き戻されるような感覚になってしまうのですが、今作はそういったことが無かったです。
②特定の誰かのため、という強い目的意識を持ってプレイできる
他の公演でも、脱出を目指すにあたっての目的は一応用意されていると思うんですよ。
でも、謎解きゲームを作るために後付けで目的が作られていると感じることがほとんどです。
「ど~しましょ~、閉じ込められちゃいましたぁ~」とか茶番めいた展開になって、こっちとしても「ははは。そんな急展開あるかい(笑)」とかツッコミを入れながらも「まあ、謎解きができれば理由は何でもいいんだけど」と思いながら謎解きに取り掛かる感じです(その形式が劣っているとか面白くないとかいう意味では無いです。)。
でも、この公演(というかきださんがディレクターの公演)の場合は、あくまでも物語が先にあって、その中の登場人物の強い願いを叶えるために、参加者は必死で謎を解くという構図になっているんですよね(そしてお願いをしてくるのは大抵、切実な想いを持ったかわいらしい女の子←これ大事)。
通常の公演だと、「脱出成功してスカッとしたい!」くらいの思いで頑張るんですけど、きださんの公演では「この子の願いを叶えるために、ほくちゃん家が頑張らなければ!」という使命感のようなものを抱えながら謎解きを進めることになるので、気持ち入り方も半端じゃなかったです(笑)。
こういう、ストーリーと謎の親和性の高い公演って、謎解きをした満足感と同時に感動映画を一本見たかのような満足感も得られて楽しいですよね^^。
ほくちゃん家はこういう公演のエンディングで感動しすぎて毎回「よかったねぇ~よかったねぇ~」とか思いながらこっそりウルっとしています。
ラストは「いくつかの重要ポイントに気づけるか」が肝
ラストはいくつか見逃しがちと思われるポイントがあり、ほくちゃん家は「え、まさか!いや、でももしかして・・・」と何度か驚かせられました。
ほくちゃん家のチームは運よく毎度、ちょっと悩んだ後にチームの誰か一人が突破口に気づく、ということの連発で割とさくさく進めましたが^^。
もしどうにもこうにも進められなくなった時は、公演の最初からどんな話があって、どんな謎を解いてきたか、落ち着いて思い返したり見返してみることをおススメします。
まとめ:単なる謎解き以上の体験ができる!
いや~、面白かったし感動した!
やっぱりミステリーサーカスのB1階の謎解きは、力が入っていますね。
この公演がミステリーサーカスだけの、割と短い期間しか公開されないのが惜しいくらいです。
「もっと全世界のみんなに体験してほしい!」
とほくちゃん家は思います。SCRAPさん、お願いしますよ~。
本作のコンテンツディレクターであるきださおりさんより、 「開催に寄せて」ということでHP上に次のような文が載っていました。
“今、お店が続いていくということは、当たり前のことではなくなっています。好きな場所がまだ存在しているのは、すごく有り難くて尊いことです。そして、無くなってから後悔するんじゃ遅いんです。”(SCRAP)
ほくちゃん家は公演後にこれを読んで、「ああ、こういう想いがあったからこそのあの作品だったんだな~」としみじみと感じました。
なんだかただの謎解き体験以上の物を得て帰ってきた気がします。
皆さんもぜひこの感動体験をしに、(行ける状況だったら)ミステリーサーカスに行ってみてくださいね!
ではでは、最後まで読んでくださってありがとうございました。
ほくちゃん家でした~^^。
おまけのほくちゃん家
最近気づいたのですが、ほくちゃん家は4人で1チームの謎解きイベントが一番面白いな、と感じます。
4人だと情報共有がしやすいので、情報を取りこぼすことが少ないですし、そもそも4人1チーム仕様の公演の謎は、作業系バラ撒き小謎が少ない気がします。
1チーム6人の謎解きイベントも結構多くあるとは思うのですが、6人形式のものは手持無沙汰な人が出てきてしまうことを防止するためか、「ああ、はいはい。コレ系のやつね。」っていう、あまり捻りの無い簡単なパズルとか迷路の詰め合わせ小謎を分担してやらせることが多いんですよね(もちろんばら撒き系の中にも面白い物はあるのですが)。
ほくちゃん家はあまり記憶力が良くないので、ストーリーの合間に唐突にこういう小謎が挟まってくると、小謎を解いている間に本筋の展開が今どうなっているのか忘れてしまう・・・(^^;)。
4人1チームの公演って、ミステリーサーカスのB1階みたいな広いスペースが無いと採算取れなくて難しいのかもしれないですが、もっと増えると嬉しいな、と思う今日この頃です。
皆さんは、どんな形式の謎解き公演がお好きでしょうか?
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