皆さんこんにちは!ほくちゃん家です。
2021年10月に、SCRAPさんの謎解きキット、「忘れ物探偵と消えた少女」に挑戦しました!
従来の謎解きの面白さとはちょっと違う感じでしたが、これまでにあまり見たことの無いシステムで新鮮な気持ちで楽しめましたし、ストーリーもなかなか感動モノでした!
本記事では「忘れ物探偵と消えた少女」の良かった点、「もうちょっとこうだったらな・・・」と思った点を、ほくちゃん家目線で語っていきますので、気になっている方は参考にしてみてください^^。
「概要は大体分かってるから感想だけ読みたいよ」というかたは、結果&評価あたりまで飛ばして読んでください^^。
出典:SCRAP
「忘れ物探偵と消えた少女」の所感
・ほっこり心温まるストーリー
・謎の難易度は易しめ
「忘れ物探偵と消えた少女」の概要
「忘れ物探偵と消えた少女」とは
「忘れ物探偵と消えた少女」は、2021年8月よりSCRAPさんのオンラインサマーフェス内で販売開始された、謎解きキットです。
オンラインサマーフェスとは、2021年の8/4~10/2の期間に開催されていたSCRAPさんのオンラインイベントです。
このイベントのチケットを購入すると、イベント内で開催されている謎解き公演をお得にまとめ買いして参加したり、生配信イベントに参加したりして楽しめたそうです(参加チケットのグレードは、参加プログラム数に応じて数段階あったみたいですね)。
ほくちゃん家は、今年はぼやぼやしていたら参加し逃してしまったので、来年も開催されるならば来年は是非参加したいと思います(^^;)。
イベントによっては、オンラインサマーフェスの期間だけ開催されていた物もあったのですが、「忘れ物探偵と消えた少女」は現在(2021年11月現)も単体でキット購入して、プレイすることができます。
「料金」の項目で後述しますが、Go Toイベント対象の作品なので、Go To期間中に購入するのがお得ですね^^。
本ゲームの設定・展開としては、現場に残された物から持ち主の特徴や行動を推理する「忘れ物探偵」である”あなた”が、忘れ物を頼りに行方不明になった少女の行方を追う、といったものになっています。
探偵の自宅に届いた少女の証拠品(忘れ物)を基に、自宅から動くことなく少女の行動を推測する、という設定の、いわゆる安楽椅子探偵モノです。
実際の動きとしては、「少女の忘れ物」という体のキットと、WEBサイト・SNSを駆使して謎解き・推理を進めていくことになります。
「忘れ物探偵と消えた少女」のストーリー
現場に残された持ち主の特徴や
行動を推理する「忘れ物探偵」。
依頼者からあなたの元に届いたのは、
行方不明になった女子高生、光が残した「忘れ物」だった。「また会える? たしかめたいことがあるから」
そう言い残して少女は消えたという。
光はなぜ姿を消したのか?
行方を追うごとにその謎はふかまっていく。筆記用具やシワだらけのレシート、
出典:SCRAP
町の地図、図書館の貸出カード‥‥‥。
様々なアイテムを実際に手に取って調べ、
光の行方を突き止めろ!
はたしてあなたはこの事件の真相にたどり着くことができるだろうか?
ジャンル:キットを使ったオンライン謎解き
好きな時に好きな人と、WEB上の謎解きゲーム専用サイトにアクセスして、予め購入したキットを使用しつつそのサイト上で謎解きを進めていきます。
(ほくちゃん家的、おうちで遊べる謎解きジャンル分け一覧はこちら)
キットを使用しながらの謎解きにはなりますが、そこまで複雑に工作したり折り紙的なことをする訳では無いので、ZOOM等を利用して進度を合わせながら離れた友達とプレイするのにも向いていそうです(別々の場所にいる人と一緒にプレイする場合は、それぞれ別個にキットを手元に用意する必要があります)。
参加可能人数 :制限なし
HPに書かれていた推奨参加人数は1人〜2人とのことでした。
人で世界観を味わったり、じっくり謎を解きたかったら1人、謎解きが苦手だったり誰かと一緒に遊びたい人は2人以上がおススメ、というようなことが書いてありました。
ほくちゃん的にも1人、もしくは2人で遊ぶのがちょうど良いように思いました。
この作品は作りこまれたWEBサイトやSNSをいろいろ漁って情報を集めるのが醍醐味となっているので、大人数で遊んでしまうと情報が早く見つかりすぎて、あまり調査している気分になれないと思います(^^;)。
参加推奨年齢:制限なし
公式では、謎の難易度の都合上、中学生以上のプレイを推奨しているようでした。
ほくちゃん家も、大人のサポート無しで楽しめるのは中学生以上くらいからかな、と思います。
ただ、どちらかというとほくちゃん家的には謎の難易度というより、WEBサイトやSNSを活用するのが小学生だと難しいんじゃないかと感じたので、中学生以上のプレイをおススメしています(いや、イマドキの小学生ともなると問題無く使いこなしているんですかね??)。
謎の難易度的には、カンの良い小学5, 6年生くらいなら解き進められるんじゃないかな、と感じました。
料金
・Go To イベントキャンペーン適用価格:2,400円(税込)
※通販サイトから購入した場合は、送料が別でかかります。
2021年12月31日(金) までは、ありがたいことにGo To イベントキャンペーン対象となるため、 通常価格の2割引きで楽しむことができます。
2021年12月31日(金) までは、ほとんどのSCRAPのオンラインイベントが割引対象になるみたいです(12月までとは言っていますが、2022年1月に入ったらオンライン以外のリアルイベントにも割引対象の裾野が広がるだけで、Go Toイベントキャンペーン自体が廃止になる訳じゃない気はしますがね(^^;)。1月に入っても割引率が2割引きのままか分かりませんし、本当に廃止してしまうかもしれないので保証はしませんが・・・)。
「12月までの追い込みで、Go To イベント対象になるイベントを全部制覇してやる!」という猛者のために、Go Toイベント対象になる物をまとめたページをSCRAPのHPで探したのですが、残念ながらほくちゃん家の力では見つけられなかったです(´・ω・`)。
その代わりと言っちゃなんですが、Go Toイベント対象になる物もならない物もごっちゃになって掲載されている、SCRAPオンラインイベント一覧はこちらから確認できるようなので、気になる方は参考にされてください。
一覧上では目的のイベントがGo Toイベント対象になるのかならないのか明示されていないのですが、目的イベントのページを開いて「価格」の項目を見ると、Go Toイベント対象である物には「通常価格〇〇円、Go Toイベント価格〇〇円」という表記があります。
手間ではありますが、この方法ならGoToイベント対象のイベントを漏れなく漁ることができるかな、と思います(だれかSCRAPの、Go Toイベント対象のイベントが一覧になっているページ知っている方がいたら教えてください(T_T))。
購入方法
・通販サイトから購入
☆SCRAP GOODS SHOPから購入
総額7,000円に満たない場合、送料は別に発生します(2021年11月現在)。
・SCRAPの各店舗から購入
SCRAPの各店舗の店頭でも販売しているみたいです。
送料がかからないので、お近くにSCRAPの店舗がある方は買いに行くのが良さそうです。
ちなみにほくちゃん家はミステリーサーカースでゲットしました^^。
準備する物
①「忘れ物探偵と消えた少女」ゲームキット
②通信ができるスマートフォンやPC、タブレット等(ガラケーは不可)
推奨環境はこちら。
筆記用具が必要になりますが、「忘れ物」という名目でキットに鉛筆、消しゴム、ペン等が入っているので用意しなくても大丈夫です。
ゲームの進め方
まずはキット内の冊子にプリントされているQRコードから、専用サイトにアクセスします。
専用サイトにアクセスしたらまずは動画を再生し、その動画内の指示に従って謎解きを進めたり推理・調査したりして、ストーリーを展開させていきます。
謎解きを進めるには、手元のキット(証拠品)を利用したり、物語の登場人物に教えてもらったSNSサイトやWEBサイトで情報を収集する必要があります。
どうしても分からなくて先に進めなくなっても、ヒントが準備してあって都度見ることができるのでご安心ください^^。
所要時間
制限時間はありません。
SCRAPさんの想定所要時間は120~180分だそうです。
ほくちゃん家も、特に詰まることなくのんびりやって120分くらいでクリアできました。
動画のボリュームが結構大きめなので、急いでプレイしてもある程度時間はかかるかな、と思います。
結果&評価
結果
謎解き成功!!
評価
難易度 ★★☆☆☆
難しくて考え込む謎は特に無かったように思います。
調査という面では、ちょっと見つけづらいと感じる情報もありました。
ほくちゃん家的満足度 ★★★☆☆
ストーリーはほくちゃん家好みのほっこり系でおもしろかった!
謎解きのボリュームはもう少しあっても良かったように思います。
おすすめ度 ★★★☆☆
誰でもある程度は楽しめると思うけれど、「ガツガツ謎解きしたい!」とい人には少し物足りないかも。
推理小説が好きな人や謎解き初心者さんには合いそう^^。
「忘れ物探偵と消えた少女」謎解き後の印象
ちょっと切なくほっこり心暖まるストーリー
ちょっと「青梅雨に届いた手紙」(感想記事はこちら)と物語の雰囲気が似ている、ほっこり系のストーリーでした。
ほくちゃん家、こういうのに弱いんですよね。
ちょっと切ないようで、でも最後には「大事なことに気付けて、前向きになれて良かったね」と心温まる感じで終わるようなお話^^。
細かいことを言えば、ストーリー上ちょっと無理矢理感がある箇所も無きにしも非ずでしたが^^;。
でも、謎解きが終わった後も登場人物のそれぞれの生活を想像できるような、現実味を帯びた生き生きとしたストーと謎解きだったように思います。
ほくちゃん家は、クリア後もそれぞれの登場人物のことを思い浮かべて「みんな、楽しくやってるかな~」なんて考えてしまいました。
実在するサイトやSNSを駆使した調査がおもしろい!
この作品で一番面白いのは、少女が残した証拠品や少女が使っていそうなSNSやWEBサイトを片っ端から漁って情報をかき集め、その情報を基に少女の行動を推測し行方を追う、というところですかね。
実在するサイトやゲームのために作り込んだサイトを色々見て回るので、本当に物語の世界観に入り込んでプレイすることができるし、本当に探偵になったような気分になれます。
こういうWEBやSNSを利用した謎解き作品は今までにもいくつかあったと思うのですが、ここまで駆使しているのはこれまで見なかったな、と思います。
時代に合わせたゲーム設定で面白いですよね^^。
いまどきの人からしたら、いつも使用している馴染みのあるSNSをゲーム内でも使うことになるので、「この項目の履歴を漁ったら、知りたい情報が見つかるかも」と、普段情報を探す時のようなテクニックを活かせて、より楽しめるかもしれませんね(ほくちゃん家は時代についていけてないので、結構情報漁るのに苦労しました(^^;))。
謎解き難易度は易しめ
全体の謎解きとしての難易度は易しめに感じました。
やるべきことも比較的はっきりしていて分かりやすいので、謎解きという面では初心者さんでもプレイしやすいかと思います。
ほくちゃん家としては、謎解きのボリューム的にももうもうひとひねり効いた謎があと1, 2個入っていても良かったかな、と思ってしまいました。
結構あっさり終わった感があったので。
謎解き以外の「調査」という面では、見つけにくい情報があったり、散らばった情報を集めにくかったり、という面で難しさを感じるところはありましたがね(^^;)。
謎解き成功のポイント
本作品の、謎解き成功のポイントをまとめてみました!
良かったら参考にしてみてください!
・登場人物の言動に注意を払いましょう!
感想まとめ:全体感は「システムが斬新で面白い!けどちょい惜しい」という印象
本作は、グッズとかWEBサイトの作り込みがすごく充実していて良くできている作品だと思いました^^。
本当に「光ちゃん」という人物が存在しているような錯覚に陥るほど良く作り込んであるし、人物像もはっきりしてます。
ただ、ハード面が良く作ってあっただけに、それをもっといじくりまわして、いじくりまわした結果あっと驚くような仕掛けなんかが欲しかったかな、と工作大好きほくちゃん家は思ってしまいました。
いや、十分面白かったんですけどね。
せっかくいろいろ用意されているのにちょっとしか使われない物もあって、もったいないように感じてしまいました(謎を解く時間より、動画を見たり情報をかき集めたりする、調査の時間多めな印象?)。
上述したように調査という面ではとっても面白かったので「安楽椅子探偵モノの推理小説大好き!」という人は文句なく楽しめると思います。
それと、スタンダードな謎解きモノはいくつかプレイしたことがあって「次はどんなのやろうかな〜」と思っている人にもオススメですね。
普通の謎解きとはちょっと毛色が違って目新しさを感じられるので、謎解きの新たな扉が開けて、より幅が広がると思います^^。
ちなみにほくちゃん家は、最後のおまけ謎みたいのが意外と面白くて印象に残りました。
ほくちゃん家的には「もうちょっと、こうだたらな~」と思う部分は多少ありましたが、十分楽しめるし感動できる作品だったので、是非皆さんも挑戦してみてくださいね~^^。
ではでは、最後まで読んでくださってありがとうございます。
ほくちゃん家でした~^^。
おまけのほくちゃん家
みなさん、もうすぐクリスマスですね^^。
ほくちゃん家はクリスマス大好きなので、毎年都内各所のイルミネーションを見にいきます。
というわけで、さっそく第一弾として先日、六本木のミッドタウンに行ってきました。
クリスマスの時期のミッドタウンといえば、ミッドタウン・ガーデン内の前芝生エリアで開催されるスノードーム演出が有名で、毎年たくさんの人が行列を作っていますよね。
今年は“VIVID”をコンセプトに、高さ約3mのスノードームやその周りに散りばめられた電飾による光の演出で、四季を表現しているのだそうです(11月18日(木)〜12月25日(土) 、17:00〜23:00)。
光の色合いやスモーク、音の演出が四季のイメージごとにどんどん変化していって、とっても綺麗です。
寒くさえなければ、ずっと見ていたい^^。
ちなみに12/12までは、17:00からの毎時00分、12分、24分、36分、48分に、どこからかシャボン玉が出てくる演出があります。
中に冷えっ冷えのスモークが入っているので、割るとひんやりしてただでさえ凍えた指先が死にそうになりますが、より映え写真が撮れるし幻想的です。
また、「プレゼントのなる木」という木には、12/1から12/25までの間に1日ずつ様々なカラーに変化するプレゼントが飾られていて、日を追うごとに彩も増していくのだそうです。
東京ミッドタウン
これは、クリスマス近くにもう一度見に行かないとですね^^。
おまけのおまけで、こちらはミッドタウンに行く途中に見かけた、ザ・ペニンシュラ東京のツリー↓。
こちらはポップでかわいらしいツリーですね。
周りの道沿いの木も綺麗にイルミネーションされていて素敵でした。
さらにおまけで、数年前にほくちゃん家がドイツのクリスマスマーケットに行った時の写真↓。
皆さんも、良いクリスマスを~^^。
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