皆さんこんにちは。ほくちゃん家です。
ところで皆さん、2020年10月28日(水)〜11月3日(火・祝)の期間、伊勢丹新宿店で「英国展」なるものが開催されているのをご存知ですか?
こちらで、イギリスのクリスマスグッズやティーグッズ、いろんなお店のスコーン等のお菓子が販売されているらしいのです。
ほくちゃん家は最近にわかにスコーン好きなので、これは必見!ということで先日伊勢丹に駆け付けてきました!
スコーンをいろいろ買い集めて食べ漁ってみたので、さっそくレビューしていきますね!
・今年はオンラインショップも開催されている!
・プレーンなスコーンでも店舗によって全然違った味わい
アンティーク好き、イギリス好き必見の英国展
開催場所・期間
嬉しいことに、今年の英国展はオンラインストアでも開催(2020年10月23日(金)午前10時〜11月18日(水)午前10時)されるので、お家からも英国展を楽しめちゃいます。
どうも現地伊勢丹のお店でだけ購入できるものと、オンラインストアのみで購入できるものがあるようなので、どちらも要チェックですね!
・実店舗でのみ販売 → 出来立てのスコーンやケーキなどのお菓子
・オンラインストアでのみ販売 → お酒やクリスマス時期に届くスイーツ
☆オンラインストアはこちら↓
・お酒類
・英国式クリスマスパーティーフード
・クリスマスに合わせて届く英国菓子等
・英国のティーグッズ等
イベント内容
「英国展」というのが、一体どんなイベントなのかというと・・・
クリスマスをテーマに、伝統菓子や紅茶、インテリア雑貨、アクセリーまで、英国の魅力が勢揃い
出典:三越伊勢丹
っていうもので、開催されるたびに大賑わいになるらしいです。
ほくちゃん家はにわかスコーン好きなので英国展がどんなものなのかよく分かっていなかったのですが、いつからか毎年各地のいろんなデパートで順繰りに開催されているみたいです。
今回「新宿なんて遠すぎて行けないよ」という人も、もしかしたらお近くのデパートで別の時期に開催されたりしているかもですね^^。
また、今年はオンラインストアでも開催されるとのことで、よりいろんな地域にお住まいの方が参加しやすくなったんじゃないでしょうか?
イベントの様子
英国展では毎年、各英国本店のシェフがやって来てイベントに臨むそうで、開催の度にたくさんの来場客でぎゅうぎゅうにごった返すらしいのですが・・・
2020年今年はさすがにコロナ対策で「三密は避けましょう」ということで、入場制限がかかっていました。
また、今年は海外からのシェフの来場はほぼ無かったようです。
ほくちゃん家が行った時も入場待ちの人がけっこういましたが、午後5時くらいとそろそろ帰る人も多かったせいか10分も待たずに入場することができました。
会場内はやはり賑わっている感はありましたが、入場制限をしていたのでごった返している感じは無かったです。
たくさんの可愛いクリスマス用オーナメントやティーグッズなどを人をかき分けることなく眺めることができて、入場するのにちょっと待ち時間はあるけれど見やすさ的にも入場制限してくれた方がちょうどいいな、と感じました^^。
出典:三越伊勢丹
スコーンを買い求めるにしても、これまで開催された時の感想などを見ると「購入するのに30分並んだ」とか「○○のお店は夕方には売り切れだった」とかいう声がありましたが、今回はそこまで行列になることもなくいろんなお店の物をササっと買い集めることができました。
今回はほくちゃん家は「スコーンを食べ比べるぞ」という目的で行ったのでスコーンだけもりもり買い集めたのですが、他にも美味しそうなケーキとかフィッシュ&チップスが販売されていたので、そっちも買ってみればよかったかな、とちょっと後悔しています。
こんなに動きやすく英国展を楽しめるのなんて、今年くらいかもしれないので。
出典:三越伊勢丹
スコーン7店舗分食べ比べ!
今回英国展を訪れて、さすがに全店舗のスコーンを買い漁ることはできなかったのですが、時間の許す限り目についたスコーンを購入していった結果、7店舗を巡ることができました!
こちら↓が、今回ほくちゃん家が英国展で買い集めてきたスコーン達です!
なんだか全然見栄えが良くなくて申し訳ありませんが、①から順にお店の名前を書いていきます。
①カメリアズティーハウスロンドン
②タイニートリアティールーム
③ダン・レパード×スリーティアーズ
④ティボー・マルション
⑤ベノア
⑥ハフキンス
⑦ ベノア ウィズシップトンミル
一応、公正に評価するため全てプレーン味の物を購入しました。
ちなみに③ ダン・レパード×スリーティアーズ のスコーンが少しかじられた状態になっているのは、購入時焼きたてほかほかだったので耐えられずにその場でつまみ食いしてしまったからです(お店のすぐそばに、飲食スペースがあったので)(^^;)。
食べ比べの前に一点断っておきたいのですが、ほくちゃん家はイギリスにも行ったことも無ければ「正しいスコーン」がどんなものなのかも全く知らないにわかなので、下記感想は完全なるのほくちゃん家の主観と好みであることをご承知おきいただければと思います。
よろしくお願いいたします。
では、これらのスコーンをオーブンでさっと温めた後、クロテッドクリームといちごジャムまたはレモンカードを乗せて紅茶をお供に食べていきたいと思います!
① カメリアズティーハウスロンドン(¥270)
カメリアズティーハウスロンドンは、姉のルブナさんと弟のアジットさんによって2007年にロンドンにオープンしたティーハウスなのだそうです。
健康を意識してブレンドされたお茶は、これまでにイギリスで数々の賞を受賞しているのだそうですよ。
こちらのスコーンにクロテッドクリームといちごジャム、レモンカードを乗せてみるとこんな感じ↓。
食べてみると、モフっとみっちり詰まった食感。
粉自体のうまみを味わえるスコーンだと思います。
口の中の水分を結構持って行かれるので、ジャムやクリームを多めに乗せるとよりバランス良くなって美味しいです。
今回購入した中でも、しっかりとした食べ応えのあるスコーンでした。
②タイニートリアティールーム(¥230)
タイニートリアティルームは、東京日本橋にあるティールームなのだそうです。
HPを見るとすごくこだわっていそうなかわいい内装で、全女子が好きそうな雰囲気になっています。
是非いつか本店にもお邪魔したいです!
タイニートリアティールームのスコーンを割った画はこんな感じ↓。
食べてみると、外側はザクっとした食感で中はモフっとした感じ。
こちらも結構水分持って行かれる系なのですが、カメリアズティーハウスロンドン同様、クロテッドクリームとジャム類をたっぷりめにつけると、程よく水分が加わって粉自体のうまみを味わいやすくなります。
他のスコーンと比べると、スコーン自体の甘味の味付けは控えめな感じがしました。
③ダン・レパード×スリーティアーズ(¥340)
スリーティアーズは、東京目黒にあるティーサロンです。
なんとこちら、登録有形文化財の指定を受ける、築80年以上の洋館なのだそうです。
HPを見ると、どっしりしつつエレガントな内装でタイニートリアティールームとはまた違った雰囲気で全女子が好みそうな感じ。
是非訪れてみたい✨。
そして、そのスリーティアーズと今回コラボするのがダン・レパードさんというパン職人の方なのですが、この方、元ヴォーグのフォトグラファーで、今はパン職人でフードライターで写真家でテレビ司会者で有名シェフなんだそうです。
もう、多才すぎてなんのこっちゃって感じですね。
英国展では、そんなスリーティアーズとダンさんのコラボによる、イギリス菓子が販売されていました。
ダン・レパード×スリーティアーズのスコーンはこんな感じ↓。
購入時に齧っちゃってたんで、ちょっとアレな見てくれでスミマセン。
食感はさくっとホロっとした感じで、そしてとってもミルキー!!
今回食べ比べた中では、一番甘味とミルク感が強くて特徴的と感じました。
ちょっとビスケットっぽいような?
しばらく期間ををおいてから食べてもたぶん「これはダン・レパード×スリーティアーズのスコーン」とすぐ分かると思います。
ちなみにほくちゃん妻は、今回の食べ比べの中でコレが一番お気に入りでした。
④ティボー・マルション (¥291)
「 ティボー・マルション 」では、英国で人気の料理コンテスト番組にて2019に優勝したシェフ、ティボー・マルション氏のレシピによるスコーンが販売されていました。
繊細できめ細かな生地が特徴的なのだそうです。
こちらのスコーンは、三越伊勢丹のオンラインストアでもセット販売されているみたいですよ!!
ティボー・マルションのスコーンはこんな感じ↓。
皆さんもそろそろお気づきかもしれませんが、スコーンってもともと見た目が素朴なので割ってクリームやらジャムやら乗せてしまうとどれも見た目ほぼ同じですね(^^;)。
まあそんなことはさておきティボー・マルションのスコーンですが、こちらの食感はモフッとしつつ割と水分量多めでしっとり、といった感じ。
今回買い集めたスコーンの中では1,2位を争うしっとり感があった気がします。
やっぱスコーンなんで紅茶がお供にあった方がありがたいし(口内の水分的に)、美味しいことには変わりないのですが、紅茶が無くてもまあそこまで辛くなること無く食べられるかな、というくらいのしっとり感です。
味は、ダン・レパード×スリーティアーズに次いでミルク感が強く、粉のうまみとミルキーな味わいのバランスが良い印象でした。
ほくちゃん夫はこのスコーンが一番お気に入りでした。
⑤ベノア (¥220)
ベノア (Benoist) は、19世紀半ばにフランスからイギリスに渡ったシェフ「ムッシュベノア」 がつくった伝統と格式を日本に受け継いだ会社なんだそうです。
ムッシュ・ベノアの創る高級食品は、英国王室やロンドンの貴族階級に広く愛されたそうで、日本では輸入販売が行われていたのち、紆余曲折あって株式会社ベノアジャパン→株式会社ベノア→株式会社紀鳳産業ベノア事業部と形態が変わっていったようです。
ベノアのスコーンも、各種三越伊勢丹オンラインストアで販売しているようです。
難しい話はさておき、そんなベノアのスコーンはこんな感じ↓。
ベノアのスコーンは、他と比べて焼き色が優しいクリーム色。
食べてみると食感も見た目同様、サックリ優しい軽~い感じ。
とっても食べやすい。
クリームもジャムも紅茶も無くても、喉に抵抗を感じることなくパクパクいける感じの軽さです(乗せる物も紅茶もあった方が嬉しいけれど)。
なんだろう、中身がスカスカだとかパンみたいにふわふわしているというのとも違うんだけど、口のなかでほぐれやすいです。
こちらも粉のうまみとミルク感ある甘味がバランス良くて良いです。
ほくちゃん家的、「毎日でも食べたいスコーン部門1位」ですね^^。
⑥ハフキンス(¥310)
ハフキンス(HUFFKINS)は、1890年にイギリスのコッツウォルズに創業した、ベーカリー&ティールームです。
もう、のどかな田園風景で有名なコッツウォルズのお店っていうだけで無条件に好印象ですよね。
ハフキンスは、ショートブレッド等のお菓子やスコーンが美味しいティールームということでも有名なんですが、麻でできたしっかりしたおしゃれなエコバッグを販売していることでも有名なんだそうです。
今回の英国展でも、お洒落なバッグが売り場に並んでいました。
ハフキンスのスコーンはこんな感じ↓。
毎回断面を見せる意味があるのか疑問に思ってしまうくらいここまで見た目はどれも似ているのですが、味はやっぱりひとつひとつ違っています。
ハフキンスのスコーンは外側さっくり、中身はほわっとしっとり系のスコーンでした。
スコーン自体に粉とミルクの味がけっこうあって、甘味もわりとちゃんとあるのでスコーン単体でも飽きずにぱくぱく食べられる印象です。
お菓子みたいにはっきりした味付けがされているわけではないのですが、今回食べたスコーンの中では、一番風味がはっきりしているように感じられました(何の風味なのかはちょっとわからなかったです。ゴメンナサイ)。
⑦ベノア ウィズシップトンミル (¥320)
最後、先述した「ベノア」から、英国王室御用達のシップトン・ミル社の小麦粉を使った限定スコーンが販売されていたので購入してきました!
英国展では、こちらのスコーンは「ベノア」とは別に「ベノア ウィズシップトンミル」としての店舗ブースで販売されていました。
普通の小麦粉とは別に全粒粉を使用して作られた各種スコーンも販売されていました(ほくちゃん家は食べ比べるために今回は普通の小麦粉の方だけを買いましたが、「どっちも買えばよかった」と、少し後悔)。
ベノア ウィズシップトンミル のスコーンはこんな感じ↓。
「まあ、小麦粉の種類が違ったところでしょせん同じ小麦粉な訳だし・・・」
とか思いつつ食べてみたら、他とは全く違う粉の風味の強さにびっくりしました。
ミルク感が強い、とか何かの風味付けがある、とかではなく粉の味が強いんです。
「粉が違うとこんなに香り高いのか~」と感動しましたし、ほくちゃん家にも粉の違いを感じる感性がちゃんと備わっていたことにも感動しました。
正直「ベノア」と「ベノア ウィズシップトンミル」は多分同じようなものだからどっちかだけでいいか、と思っていましたが、両方の良さを味わうことができて良かったです。
スコーン食べ比べ番外編(プレーン味以外)
プレーンなスコーン以外にも、どうしても気になって買ってきた他テイストのスコーンがいくつかあるので、番外編として紹介しますね!(お皿にセットするところまではやったのですが写真を撮り忘れたので、写真は三越伊勢丹さんからの借りものです。)
<ティボー・マルション>クリスマススコーン ¥291
出典:三越伊勢丹
ティボー・マルションのクリスマススコーンは、どっしり食べ応えのあるスコーンでした。
いかにもクリスマスにぴったり、という感じのシナモン(?)なんかの強い風味のスパイシーさです。
上に乗っているお砂糖のシャリシャリ感もアクセントになってて◎。
〈タイニートリアティールーム〉クリスマススコーン ¥411
出典:三越伊勢丹
ザクっとした食感で、クランベリーやアンゼリカ等のいろんな味がいっぺんに楽しめます。
上にホワイトチョコがかけてあって、今回購入した中で一番おやつっぽくそのまま食べられる感じです。
〈ハフキンス〉チーズスコーン ¥335
ハフキンスのチーズスコーンは思ったよかチーズ感が強く主張していて、チーズ好きなほくちゃん家はとっても好みでした!(すみません、こちらは写真無しです。)
今回かった中では唯一の塩気のジャンルのスコーンでした。
胡椒がピリッと効いていて、甘い物苦手な人にもピッタリな大人味スコーンです。
スコーン以外に購入した物
スコーン以外に、スコーンのお供としてレモンカードとクロテッドクリームを購入したので紹介しますね!
左:レモンカード(SWAN & LION)
確か700円ちょっとでした。
ほくちゃん家はレモンカードって食べたこと無かったんですが、他の人がブログなんかでレモンカードをスコーンにつけて「やっぱりレモンカード最高💛」とか言っているのを見て、ずっと「食べてみたいな~」と思ってたんですよね(特にほくちゃん妻はレモン味のお菓子とかケーキが大好き)。
で、今回、たまたま英国展で発見したので買ってみました。
食べてみた感想ですが、これはレモンパイの味ですね!!
ほくちゃん妻はレモンパイも大好きで、いつも「レモンパイに挟まっているレモンクリームってどうやって作ってるんだろう。このクリームだけでも好きな時にべろべろ舐めることができたらいいのにな~」なんて思っていたんですが、レモンカードを購入しさえすればその夢がかなってしまうことが分かりました。
なので今回、このレモンカードは大収穫でした!!
これからしばらくは、このレモンカードをちびちび舐めて過ごしたいと思います。
右:クロテッドクリーム(RANGAGE FARM)
こちらは確か1,000円くらい。
とってもミルキーでおいしい!
今回結構たくさんのスコーンを買ったので、113gと大容量のクロテッドクリームが売っててありがたかったです。
クロテッドクリームもお店によって味が違ったりするのかな?
今回はこちらしか買いませんでしたが、いろんなお店のクロテッドクリームの食べ比べをしてみても楽しいかもしれないですね^^。
スコーン食べ比べまとめ
今回、英国展を機にスコーン食べ比べをしてみたわけですが、とっても楽しかったです。
ケーキなんかと違って、プレーンなスコーンははっきりした味付けがされている訳では無いから「お店が違ったところでほとんど一緒だろうな」なんて思っていたのですが、意外とそれぞれ個性があることが分かりました。
そして、それぞれどれもこだわりが感じられて美味しかったです!
いつか本場イギリスにも行ってティールーム巡りしてみたいな、と思っています。
ではでは、ほくちゃん家でした~(^_^)/~。
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