皆さんこんにちは!ほくちゃん家です。
2021年8月に、東京ミステリーサーカスにて「緋色の捜査網からの脱出」に挑戦してきました!
公演型のコナンコラボ作としては8作目となる本作なのですが、とっても面白かったです!!
ほくちゃん家はこれまでの公演型コナンコラボ作では、「黒き暗殺者からの脱出」「公安最終試験からの脱出」「紺青の美術館からの脱出」「チョコレート殺人事件」に参加したことがあるのですが、本作が一番好みに合っていました。
謎の面白さや形式としての新しさ等、とっても印象に残る公演だったので、その感想を詳しく書いていきたいと思います!
参加しようか迷われている方は、是非参考にしてみてください^^!
出典:スクラップ
「緋色の捜査網からの脱出」の所感
・謎解きはストーリー性が高く、難易度高め
・情報整理が肝
・タブレットは仲良く譲りあって使いましょう!
「緋色の捜査網からの脱出」の概要
「緋色の捜査網からの脱出」とは
「緋色の捜査網からの脱出」は、 2021/8/12(木)より、全国各地のリアル脱出ゲーム店舗にて順番に開催されている、SCRAPと漫画・アニメ「名探偵コナン」のコラボリアル脱出ゲームです。
本来は2020年の夏に公開される予定だったらしいのですが、1年間延期され、当初とはだいぶ中身を作り替えた形で2021年に晴れて開催に至ったようです。
それはさておき、SCRAPの謎解きと名探偵コナンのコラボ公演と言えば、2013年から始まって、 シリーズ累計130万人以上を動員するほどの大人気シリーズとなっているそうです。
ほくちゃん家もこれまで、いくつかコナンのコラボ公演に参加してきましたが、確かに毎度、アニメ「名探偵コナン」の声優さんのオリジナルボイスが入っていたり、謎解き自体も工夫されていたり、「力が入っているな。」という印象です。
今回の公演の設定・展開としては、赤井秀一が容疑者とされている事件の真相を追うため、日本に潜入中のFBI捜査官という設定の参加者たちが、 独自の操作システムを駆使して広域捜査を行う、といったものになっています。
ちなみに、本イベント「緋色の捜査網からの脱出」の公開を記念して、2021年8月現在、「オリエント急行からの脱出」、「奇術城からの脱出」、「黒き暗殺者からの脱出」、「公安最終試験からの脱出」、「紺青の美術館からの脱出」、「チョコレート殺人事件」といった過去のコナンコラボ公演がいくつか再演されているそうです。
SCRAPさんのこちら↓のページに各公演の公開日時や場所がまとめてあるようなので、気になる人はチェックしてみてください。
” 2021年開催の「リアル脱出ゲーム×名探偵コナン」をまとめてご紹介! “
「 緋色の捜査網からの脱出 」のストーリー
4年に1度のスポーツの祭典『WSG -ワールド・スポーツ・ゲームス-』が開催中の東京。
突然の爆破予告を受け、FBIは特別捜査本部『BTF』を組織。日本に潜入中のFBI捜査官にも召集がかかり、捜査会議が始まった。
しかし、そこで告げられた衝撃の事実。『容疑者の名は、赤井秀一。FBIの威信にかけて彼を見つけ出せ…!』
赤井秀一逮捕のために動き出すFBI捜査本部に対し、コナンとジョディは赤井の無実を信じて独自に捜査を進める。
しかし捜査上に浮かび上がる手がかりは、赤井秀一の関与を示す物ばかり。
解決の糸口が見えぬまま爆破時刻までのカウントダウンが進む。コナンと赤井、2つの『銀の弾丸』と共に事件の真相を解き明かし、爆弾を止めることはできるのか? 誰も経験したことのない広域捜査が今、始まる…!
出典:スクラップ
☆開催会場
(東京) 東京ミステリーサーカス:2021.08.12 ~ 10.31
(福岡) 西鉄ホール:2021.08.19 ~ 08.26
(愛知) リアル脱出ゲーム名古屋店:2021.08.26 ~ 10.31
(大阪)リアル脱出ゲーム大阪心斎橋店:2021.09.16 ~ 10.17
(神奈川)未定:未定
※2021年8月現在の開催予定です。
最新の開催会場情報はこちらからチェック!
☆タイプ
ホール型
6人1チームで机を囲み、主にその机でキットをいじったり、端末を使って情報を入力したりしつつ謎解きを進めていくタイプです。
ホールの中にたくさん机が並べられて、たくさんの他のチームと同時に謎解きを進めていきます。
基本的にホール型の公演では、それぞれのチームが独立して謎を解き進め、他チームと協力も対戦もすることはありません。
ただ、この公演に限っては、他のチームと対戦したり直接協力することは無いものの、分担して謎を解くことはあります。
☆参加可能人数
1~6人( 1チーム最大6人 )。
☆参加可能年齢
小学生~
中学生以下の入場は、20歳以上の保護者の同伴が必要となるそうです(小・中学生のみの参加は不可)。
未就学児童の入場は、安全上の理由により20歳以上の保護者の同伴の場合に限り可能だそうです(未就学児童分は入場無料)。
未就学児1名につき保護者1名の付き添いが必要だそうです。
☆料金
券種 | 一般 | 学生 | グループチケット (1~6人/1テーブル貸切) |
---|---|---|---|
前売券 | 3,300円 | 3,000円 | 19,200円 |
特典付き前売券 | 6,300円 | 6,000円 | 22,200円〜 |
当日券 | 3,800円 | 3,500円 | 22,200円 |
※「学生チケット」は、当日に証明となるものを提示する必要があるみたいです。
※ 「特典付き前売券」は、ここでしか手に入らないプレミアムグッズ「赤井の事件捜査セット」が付いてくるチケットだそうです。
グループチケットを購入すると、1~6人の好きな人数で仲間内だけでチームを固めて参加できます。
仲間内で固めて参加することにこだわりが無ければ(初対面の人と一緒に参加するのでもかまわなければ)、通常の前売券もしくは当日券を購入して参加しましょう。
☆予約から公演参加までの流れ
参加人数を決める(1~6人)
↓
チケット予約サイトにて人数分のチケットまたはグループチケットを購入する。
こちらから参加したい会場を選択→参加したい日時・チケット予約サイトを選択→チケット予約サイトにて購入手続き
↓
人数分のチケットが購入者にメールで送られてくる
↓
当日、開演の10分前までに全員そろって入場する
☆ゲームの進め方
予約日時に会場に行くと、スタッフの方が席まで案内してくださるので、席について事前資料を読み込んでおきます(謎解き公演では、この資料に書いてあることが謎解きにも重要だったりするので、この公演に限らず資料はよく読んでおきましょう!)。
公演が始まるとMCの方が、これからなどんなことをするのか説明してくれます。
あとはちょっとしたストーリー的なもので世界観に引き込まれつつ、ガイドに従って謎を解き進めていきましょう!
全ての謎解き公演においてそうですが、進め方とか何をしたらいいのかとかについては、ちゃんと最初に説明があります。
初めてでも、予備知識とかしきたりが分かっていないと楽しめないといったことは全くないし、一人でも大丈夫です!
☆制限時間
60分
最初と最後の解説含め、所要時間120分程度
結果&評価
☆結果
脱出成功!!
15?16?チーム中、2チームの脱出成功でした!
嬉しい^^。
チームのみんながちょっとずつ閃き合って、肝心なことに気づくことができ、それが脱出成功へとつながりました。
「あれ?これって、こうなってないといけないはずですよね?」
「確かに。とすると・・・これがそれですかね?」
「その場合、それをアレしないといけないですね」
みたいな感じです。
☆評価
難易度 ★★★☆☆ (星3.5)
難易度はかなり難しく感じました。
でも理不尽さは全然無くて理屈の通った謎ばかりなので、情報を整理して推理力フル回転で挑めばちゃんと解ける謎だったと思います。
ほくちゃん家的満足度 ★★★★★
面白かった!
演出も会場に一体感が生まれて良かったし、新しさと驚きを感じられる謎が多く、公演中何度も「うわ~、なるほど~!」と唸っていました。
おすすめ度 ★★★★☆
大抵の人には受けが良いと思います。
演出も謎もコナンらしさ満載なので、コナンファンの謎解き好きには特におススメです(まあ、コナンファンは大抵謎解き好きでしょうね(^^;))。
新しい演出(ほくちゃん家は初めて)なので、もしかしたら賛否両論あるかも。
「緋色の捜査網からの脱出」の感想
新しい謎解き形式
本作で最も特徴的だったのは、一部の謎解きが全チーム協力型だったところだと思います。
例えば、全18チームにA〜Fの6種類の謎が割り振られるとして(同じ謎を解くチームが3チームずつある)、各謎について、1チームでもちゃんと解けているチームがあったら次オッケー、といった感じです。
ほくちゃん家はこういう形式の謎解き初めてだったのですが、これはこれで会場に一体感が生まれて盛り上がるので良かったです。
また、基本的には各チームごとに脱出成功・失敗が決まるので、各チームごとの達成感を感じることもできつつ、全体の一体感も感じられて、とってもバランス良い構成だったように思います。
ただこの形式に関して、ほくちゃん家としてはあまり気にはならなかったけど人によっては不満に思うかもしれないポイントを下記にまとめてみたので、一応確認しておくと心構え(?)ができて良いかもしれません。
・全体で協力して謎解きする部分は、いわば連帯責任になるので、自分がバリバリ謎解きできても、他のチームが壊滅的だと、一緒に失敗してしまうこともある
何事も新しい物には賛否両論あると思いますが、ほくちゃん家的にはこの形式、とっても面白かったのでまたやってほしいし、応援したい気持ちです^^。
端末の取り合いになりがち
時代の流れということもあって、最近1チームに1つタブレットが配られて、それを使って情報を集めたり答えを入力したり・・・という形式が多いですよね。
確かに紙ではできない、端末ならではの仕掛けがあったりして、これはこれで面白いんですが、ほくちゃん家的にこの形式でストレス無く謎解きできるのって、せいぜい4人までだと思うんですよね。
今回みたいに1チーム6人制だと、同時に画面を覗き込もうとすると誰かが見づらくなってしまうし、自分も操作したいんだけど、なかなか手元にまわってこなかったりするんですよね。
特に序盤って、ばら撒き系の小謎を解かせることが多いじゃないですか。
そういった時に、AさんもBさんCさんも同時に端末で調べ物をしたり入力したりする必要が出てくると、謎解きじゃないところで無駄に時間がかかってしまって、もどかしい気持ちになってしまうと思うんですよね。
そういったタイムマネジメントも含めて謎解き力なのかもしれませんが(^^;)。
入力できる端末は1チーム1台だけでもいいから、閲覧専用の端末も各チームに何台かづつ配布してもらえると嬉しいな~、と思っています。
情報量多め
大抵の謎解き公演は情報量が多くて、それをいかに整理してここぞという時に引っ張り出せるか、が勝負になると思うのですが、今作は特に情報量が多かったと思います。
情報量が多いというか、使えるツールが多すぎてどれを使えば良いのか瞬時に判断するのが難しい、というのが正しいかもしれません。
他の謎解き公演でも言えることですが、行き詰った時は「どんな情報があればこの状況を打開できるだろうか?」→「その情報を手に入れられるツールは無いか?」という順序で考えてみると良いと思います。
後半になるほど面白い!
単なるほくちゃん家の好みの話になってしまうんですけど、序盤の謎はあまり得意なタイプでは無くて、「あ~、こういう感じか~。最後までこういう感じだと、ほくちゃん家はちょっとツラいかも・・・」とか思ってしまいました(パズルというか、いろんな情報をちゃんと整理しないといけない系?)。
たぶんこの部分が最も「捜査」ぽく、コナンぽいといえばぽい謎だったので、ほくちゃん家以外の大半の人にはウケが良いと思います。ご安心ください(^^;)。
また、序盤の苦手謎以降は、コナンらしさはしっかり残しつつ、ほくちゃん家がちょっと苦手な広い範囲の捜査ぽい謎から、ほくちゃん家好みの1コのことをしっかり考える推理要素のある謎にシフトしていったように思うので、すごく楽しめました。
ゲームが進むほどに、ストーリー性のある捻りの効いた謎が増えて行って、特に最後の謎は「そうきたか!」と思わず唸ってしまいました。
後半に行くほど推理力やそれまでに出てきた情報を整理する力が試される難しい謎が増えてきますが、理屈の通った謎ばかりなので、解けた時にはこの上ない爽快感が得られます^^。
脱出成功のポイント
本公演の、脱出成功のポイントをまとめてみました!
良かったら参考にしてみてください。
次々に降ってくる謎をがむしゃらに解くだけでなく、事件全体に目を向けましょう。
・MCの話すことはきちんと覚えておく
MCが意味ありげに言ったことには意味があることが多いし、「大事」といったことは大事です。
まとめ:コナンぽさ全開ながら、謎解き自体にも進化が見られる良公演!
ほくちゃん家的に「良い!」と思った点や「ちょっとな・・・」と思った点をいろいろ書きましたが、全体としては肝心の謎が新鮮でとっても面白かったし、本当にFBI捜査官になったような謎解き演出があったりして、要所にコナンぽさが感じられる公演だったと思います。
先述したように、この公演の形式には賛否両論あると思うんですけど、形式はどうであれ謎自体が良くできていたので、謎解き好きなら肝心な部分では満足できるんじゃないかと思います。
もしかしたら、謎の内容に自信があったからこそ、こういったチャレンジングな形式をぶつけてきたのかも??
ほくちゃん家的にはこの形式も、皆で一体になって楽しめて好きだったので、これを「進化」と位置づけて、今後もこういった謎解きが広まればいいな~、なんて思っています。
この公演を体験してきたからこそ、皆さんの感想もすごく気になるので、(新型コロナウイルスの感染拡大状況を見つつ)迷っている方は是非チャレンジしに行ってみてください!
おススメです^^。
ではでは、最後まで読んでくださってありがとうございました~!
おまけのほくちゃん家
この前、曇りの日に新宿をプラプラ歩いていたら、下のような光景が見られました。
こちら、都庁です。
こういう雲がかった塔って、なんだかラスボスの砦ぽくてワクワクしますね。
写真を撮るタイミングと腕が悪くて分かりづらいかもしれないですが、ツノ部分の上面が雲で見えづらくなることで、まるでツノが空高くどこまでもそびえているかのように見えて、ほくちゃん家は大興奮でした!
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