「人喰いの森からの脱出」の感想(約束のネバーランド 謎解き)

脱出ゲーム

皆さんこんにちは!ほくちゃん家です。

2021年8月に、リアル脱出ゲーム原宿店にて開催されている謎解きイベント、「人喰いの森からの脱出」に挑戦してきました!

こちらは漫画「約束のネバーランド」とのコラボイベントですね。ほくちゃん家は以前に、他の約ネバとのコラボ謎解き(「偽りの楽園からの脱出」)には行ったことがあったのですが、それがすごく面白かったので今作も期待大で参加してきました!

結果、今作も負けず劣らずとっても面白い内容だったので、感想を詳しく書いていきますね!

行こうか迷っている方は、是非参考にしてみてください。

※「イベントの概要は大体わかっているから、感想だけ読みたいよ」という方は、「人喰いの森からの脱出」の感想の項目にジャンプしてください^^。

出典:スクラップ
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 「人喰いの森からの脱出」の所感

・謎解き公演らしい謎解きが詰まっていて面白かった
・スペースが確保しづらいので整理整頓を心掛けましょう
・難易度高め(初心者さんだけのチームは注意)
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「人喰いの森からの脱出」の概要

「人喰いの森からの脱出」とは

「人喰いの森からの脱出」は、 2021/7/8(木)より、全国各地のリアル脱出ゲーム店舗にて順番に開催されている、SCRAPと漫画「約束のネバーランド」のコラボリアル脱出ゲームです。

「約束のネバーランド」といえば、 ジャンプで連載されていた大人気漫画なのですが、ほくちゃん家はいつかちゃんと読みたいと思いつつ、いまだに読めてないんですよね(^^;)。

ざっとあらすじを書くと・・・
表向きは「孤児院」とされているのだけれど、実のところは「鬼」が食べるための人間を育てる「人間飼育場」であるグレイス=フィールド(GF)ハウスから、主人公エマを中心とする子供たちが脱走する、という友情と努力と勝利の物語なのだそうです。

ドキドキハラハラな感じでおもしろそう^^。

こちらは、アニメ版や実写の映画版もあるみたいですね。

さて、謎解きイベントの方に話を戻すと、本作「人喰いの森からの脱出」は、エマたちが「孤児院」から逃げ出した後のサイドストーリー的な位置づけみたいですね。

エマたちの脱出劇ではなく、主人公は農園から逃げだした食用児という設定の参加者で、逃げる途中で落とし穴に落ちてしまった参加者たちが、エマたちの協力を得ながらなんとか穴からの脱出を図る、といった内容になっています。

大スクリーンでの映像は特になく、エマは声だけの出演でした。

ちなみにちらっと先述しましたが、「約束のネバーランド」とSCRAPさんのコラボ謎解き公演は他にも「偽りの楽園からの脱出」というのがあって、2021年9月現在も全国のいくつかのSCRAP店舗で開催されているようです。
「偽りの楽園からの脱出」の開催店舗情報はこちら

「偽りの楽園からの脱出」は、その年一番面白かったイベントを決めるSCRAPベストイベントアワード2019で第1位を獲得した大人気公演みたいですね。

ほくちゃん家は、下北沢の店舗で「人喰いの森からの脱出」に参加してきたのですが、こちらの公演はホール型だったこともあって約ネバの世界観により入りこめる作りで、謎自体も良く練られていて、噂に違わず面白かったです!

まだ参加していないよ、という方はこちらもおススメなので是非^^。

「 人喰いの森からの脱出 」のストーリー

あなたは、ある高級農園から脱走した食用児。
鬼の追手を掻い潜り、森へ逃げ込んだあなたは、安楽の地を目指し森の中を探訪していた。
しかしその道中、突如として足元に現れた穴に落ちてしまう。
暗闇の中、ランタンに火を灯すと、そこには大量の鬼たちが。
逃げようとするも、あっという間に捕まり、檻に入れられてしまった。
このまま、鬼に食べられてしまうのかと絶望したとき、鬼の集落の通信機から、突然少女の声が聞こえる。

「ねぇ、聞こえる? よかった。まだ生きていたみたいだね。
私はエマ。あなたは、私たちと同じ人間の子かな?
あなたはこの森に棲む鬼に囚われてしまったみたい。
このままだと街からくる貴族の鬼に売られて、食べられてしまう。
私の仲間の情報によると、貴族の鬼がこの森に着くまであと60分。
だからお願い! 私たちも外から協力するから、それまでにここから脱出して!」

出典:スクラップ

☆開催会場

(東京) リアル脱出ゲーム原宿店2021/07/08~2021/09/12

(岡山) リアル脱出ゲーム岡山店2021/08/20~2021/09/26

(福岡) リアル脱出ゲーム福岡店2021/10/01~2021/11/07

(大阪)リアル脱出ゲーム大阪心斎橋店2021/10/21~2021/12/05

(仙台)未定:未定

(名古屋)未定:未定

(札幌)未定:未定

※2021年9月現在の開催予定です。

最新の開催会場情報はこちらからチェック!

☆タイプ

ホール型

4人1チームで机を囲み、主にその机でキットをいじったり、端末を使って情報を入力したりしつつ謎解きを進めていくタイプです。

ホールの中にブースがいくつも設置され、たくさんの他のチームと同時に謎解きを進めていきます。

基本的にホール型の公演では、それぞれのチームが独立して謎を解き進め、他チームと協力も対戦もすることはありません

☆参加可能人数

1~4人( 1チーム最大4人 )。

☆参加可能年齢

小学生~

小学生以下の入場は、20歳以上の保護者の同伴が必要となるそうです(小・中学生のみの参加は不可)。

未就学児童の入場は、安全上の理由により20歳以上の保護者の同伴の場合に限り可能だそうです(未就学児童分は入場無料)。
未就学児1名につき保護者1名の付き添いが必要だそうです。

また、参加推奨年齢は中学生以上だそうです。

ほくちゃん家的にも、今回の謎の難易度的に小学生だと厳しいかな~、と思いました。

☆料金

☆前売り

平日土日祝&ハイシーズン
一般3,300円/1人3,600円/1人
学生3,000円/1人3,300円/1人
一般グループ12,800円/1~4人14,000円/1~4人
学生グループ11,600円/1~4人12,800円/1~4人


☆当日

平日土日祝&ハイシーズン
一般 3,800円/1人 4,100円/1人
  学生   3,500円/1人 3,800円/1人


☆特典付きチケット(前売り限定)
→ 1枚あたりのチケット料金+3,000円
「特典付き前売券」には、約ネバ仕様のミニメモ帳、マスキングテープ、謎入り瓶が付いてくるそうです。


※「学生チケット」は、当日に証明となるものを提示する必要があるみたいです。



グループチケットを購入すると、1~4人の好きな人数で仲間内だけでチームを固めて参加できます。

仲間内で固めて参加することにこだわりが無ければ(初対面の人と一緒に参加するのでもかまわなければ)、通常の前売券もしくは当日券を購入して参加しましょう。

☆予約から公演参加までの流れ

参加人数を決める(1~4人)
 ↓
チケット予約サイトにて人数分のチケットまたはグループチケットを購入する。
こちらから参加したい会場を選択参加したい日時・チケット予約サイトを選択チケット予約サイトにて購入手続き
 ↓
人数分のチケットが購入者にメールで送られてくる
 ↓
当日、開演の10分前までに全員そろって入場する

☆ゲームの進め方

予約日時に会場に行くと、スタッフの方が席まで案内してくださるので、席について事前資料を読み込んでおきます(謎解き公演では、この資料に書いてあることが謎解きにも重要だったりするので、この公演に限らず資料はよく読んでおきましょう!)。

公演が始まるとが、これからなどんなことをするのかアナウンスが流れます。

あとはちょっとしたストーリー的なもので世界観に引き込まれつつ、ガイドに従って謎を解き進めていきましょう!

全ての謎解き公演においてそうですが、進め方とか何をしたらいいのかとかについては、ちゃんと最初に説明があります。

初めてでも、予備知識とかしきたりが分かっていないと楽しめないといったことは全くないし、一人でも大丈夫です!

☆制限時間

60分

最初と最後の解説含め、所要時間110分程度

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 結果&評価

☆結果

 脱出失敗!!

☆評価

難易度       ★★★☆☆ (星3.5)
難易度はかなり難しく感じました
途中の謎はそこそこ難しく、でも何分も悩んで詰まるほどではなく、ラス謎はしっかり難しい(でも筋が通っていて理不尽ではない)といった感じです。

ほくちゃん家的満足度 ★★★★★
面白かった!
謎解き公演らしい謎がたくさん詰まっていて、模範的な謎解きイベントだったと思います。とにかく、謎がちゃんと面白かった!

おすすめ度      ★★★★
謎解き慣れしている人はもちろん、たぶん皆が皆面白いと思う内容だったと思います。
謎解き初心者さんだけで固めて行くとキツいかもしれませんが、ヒントカードを活用すれば、ちゃんと楽しめるはず。

ほくちゃん家の評価基準はこちら

「人喰いの森からの脱出」の感想

正統派でありながら新しさも感じられる謎解き

今回の公演はコラボものではありましたが、最近では少数派とも言える、最初から最後までちゃんと謎解きをさせる、純粋な謎解きイベントだったように思います(ハード面はちょっと変わっている感じでしたが)。

ほくちゃん家は「謎×マジック」とか「謎×演劇」とか、一風変わったコンセプトの謎解きイベントも新鮮で大好きなんですが、こういう「謎解きの面白さのみで真っ向勝負!」みたいなイベントがなんだかんだで一番好きだな〜、と感じました。

謎解き一本勝負なだけあって、謎が良く練られていて、「おお!なるほど!」という驚きを得られる場面が多く、すごく面白かったです。

「最近の謎解き公演は、面白いんだけど謎解きっていうより他のものになっているような・・・」なんて思っている人にちょうど良い、謎解界の優等生らしい公演だったと思います。

ラス謎は難しめ

実はほくちゃん家、この作品ではとっても悔しい思いをしたんですよね。

ほくちゃん家的に、謎解きでどんな終わり方が一番悔しいかっていうと、時間が足りなくなって、ラス謎にこれといって悩む間も無く時間切れで脱出失敗!っていう終わり方なんですよ。

今回のがまさにそのパターンでしたー。

ラス謎で「あーでも無い、こーでも無い」と一生懸命知恵を絞って考えを巡らせるのが、一番楽しいところなのに(;ω;)。

本イベントのラス謎は結構難しく、でもよくよく考えたらきっと思いつくことができたし、自分で思いつけたらすごい爽快感だったろうな、というタイプの謎でした。

3段階くらいの、閃くのが難しいと思われるポイントを超えないと解けないラス謎だったと思います。

たぶんそのうちの、1段階目とか2段階目とかを超えるだけでも、そこを超えるごとにわくわくが感じられたと思うのですが、ほくちゃん家は1個めのワクワクを感じるところにもたどり着けませんでした・・・。

これを読んで、途中の謎が難しくてすごく時間が足りなくなりやすいゲームなんだな、と思ってくださった方もいらっしゃるかもしれませんが、ラス謎までは手ごたえは感じられるものの、そこまで詰まりやすい謎は無かったかと思います。

ほくちゃん家が時間足りなくなってしまったのは、単純な凡ミス(ちょっとした見落としとか、無くし物)を連発してしまったせいです。

想像ですが、あんなミスやこんなミスが無くて、順調にラス謎にたどり着けていたら、ラス謎の難しポイント2段階目までくらいは気づくことができて、ちょうど、クリアできたかできなかったか・・・っていう感じで終了だったかな、と思います。

解説を聞きながら「このラス謎めちゃめちゃ面白いはずだったな~」なんて悔しい思いを噛みしめていました。

皆さんにはほくちゃん家のような不完全燃焼をしてほしくないし、是非スカッと脱出していただきたいので、ラス謎にちゃんと時間を確保することを意識して解き進めてほしいな~、と思います。

途中の謎もなかなかに面白かったですが、ラス謎が特におもしろい、とほくちゃん家は思ったので。

作業性の面ではちょっとやりづらいかも

この公演はたくさんブースが設けられた会場に、4人1組が各ブースに分かれて謎解きするタイプなのですが、結構手狭で工夫しないと作業性が悪くなってしまう感じでした。

ほくちゃん家は2人とも細かいところに気が回らない性格なので、途中、あれをぐしゃーっとやってしまったり、大事なアイテムをアレの下敷きにしてしまって探すのに時間を食ってしまったりして、チームメイトの方に多大な迷惑をかけてしまいました(ごめんなさい)。

この公演では広げて見ないといけないアイテムも多いしタブレットも使うので、特にきちんと整理整頓を心掛けたほうが良いと思います。

あと、意識して、皆からタブレットが見えるように工夫して持ってあげないと、誰かから見づらくなりやすいかな、と思います。

脱出成功のポイント

本公演の、脱出成功のポイントをまとめてみました!

良かったら参考にしてみてください。

・使っていない情報は無いか、再チェックする
ある程度のところまで考え付いて、でも行き詰ってしまって「う~ん、この方向性じゃないのかな・・・」と思ってしまった時は、これまでに使えそうで使っていなかった情報が無かったか、再確認してみましょう。

・意味ありげなアナウンスは、ちゃんと覚えておく
意味ありげに何度も聞かされたり見せられたりした情報にはちゃんと意味があります。意図を汲んで脱出成功を目指しましょう!

まとめ:謎解きイベントのお手本のような作品

ほんとはここで、「おもしろかった!大満足!」と言えたらよかったのですが、自分らの凡ミスのせいで不完全燃焼になってしまったのが悔やまれますね。

それはさておきとっても面白いイベントだったのには違いないので、行こうか迷っている方は、是非行って体験してみてほしいと思います(コロナの感染拡大状況を見つつ)。

注意点としては、難易度高めなので「ほぼ謎解きはやったことが無い」っていう初心者さんだけでチームを固めて行ってしまうと、もしかしたらほくちゃん家のように全く時間が足りなくなってモヤっとしたまま終わってしまうかもしれません。

なので、初心者さんチーム場合はチームの皆の同意の上、ちょっと迷ったらすぐにヒントカードを見るなり、スタッフに初心者チームであることを予めアピールして気にかけてもらいやすくして、とにかく速くラス謎にたどり着く工夫をした方が良いと思います。

ほくちゃん家の経験的に、ヒントカードを見たからと言って謎がつまらなくなるわけでもないし、やっぱりラス謎に頭を使ってうんうん悩むのが謎解きイベントの醍醐味だと思うので。

ちなみに、一番おススメなこのイベントへの参加メンバーの組み合わせは、「ベテランの人+謎解きイベントが初めての人」です。

難易度は結構高いのだけど、全体の構成とか謎の解き進め方は「これぞ謎解き」といった感じの、謎解きの面白さがギュッと詰まった、模範的な謎解きイベンだったので。

ベテランさんにサポートしてもらいつつ、謎解きの楽しさの神髄を初心者さんに感じてもらいやすいと思います。

これで謎解き好きが増えたら、ほくちゃん家も嬉しいな~、と思います^^。

ではでは、最後まで読んでくださってありがとうございました~!

おまけのほくちゃん家

最近脱出ゲームみたいな小説を読んだのですが、、、

こちら、矢野龍王さんの極限推理コロシアムです。

突然監禁された主人公たちが、夏の館、冬の館を舞台に犯人当てをするというミステリー小説で、物語性といより、謎解き、トリック重視の内容で、脱出ゲーム的な要素ありの良作でした。

脱出ゲーム好きで本読むのも好きならば、好きな時に読めるミステリー小説もおすすめです!

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